写真回想 ① ② ワンワールドトレードセンターと9/11メモリアル
久々のブログ更新。
先日はワンワールドトレードセンターと9/11メモリアルに行ってきました。
昨年2013年の秋にニューヨークに来てまだ一度も行ったことがなったたので..
地下鉄でダウンタウンへ。あまり行くことのないウォール街へ。
地下鉄をあがると早速目の前に。
こんなに近くで見たのは初めて。いつも遠くから見ていたので。
やっぱり近くから見ると迫力ありますね。
慰霊碑9/11メモリアル。あたりは流れる水の音に包まれます。
夜になるとイルミネーションが施されてます。
崩壊したツインタワーの跡地に巨大水槽がつくられ、犠牲者の方々のお名前が水槽の周りに彫られています。
9/11メモリアル ミュージアムへ。外観は撮るの忘れてしまいました。
入場口の手荷物検査が空港並みなのにはびっくりしましたが、入ってしまえば自由に観て回れます。
メモリアルホールにある青い壁には古代ローマの詩人ウェルギリウスの言葉が書かれています。
“No Day Shall Erase You From Memory”
~ いかなる日も、あなたを時の記憶から消し去ることはない ~
こちらは廃墟に最後まで残っていたため、「最後の柱」と呼ばれているもの。
911の後、世界貿易センター跡の復旧にあたった人々の思いが書き込まれています。
プロジェクターから様々なメッセージが映し出されています。
ミュージアムショップも一応あります。控えめの落ち着いたものばかりですが。
やはりテーマが重いですので、なかなか体力を使います。
ミュージアムから出たあとは、気を持ち直すのにちょっと時間がかかりましたね。。
でもニューヨークにいるなら一度は訪れるべき場所だとも思います。
この街で起きたことを、再確認する上でも。
博物館という観点から言うと、アーカイブの方法がやはり映像メインになっているということ。
数分の短い時間のショートビデオが、いくつも展示されており、観客の人は写真よりもそちらを観ている人が目立ちました。
これまでの博物館、たとえば原爆資料館などは歴史も古いためビデオアーカイブがメインではなく
白黒の写真がメインでした。
それがフルカラーのビデオでいくつも展示されている。
ストレートです。
もし原爆の資料がフルカラーのビデオで収められていたらと考えると、やはりぞっとします。
アーカイブの方法が徐々に変わってきている。
アーティストとして、展示形式を注意してみるため、そんなことを考えさせられました。
備考:
日本語対応のオーディオガイドappも使えるので
事前にiPhoneにダウンロードしておくと便利かと思います。